【2019年12月】こんにちは、主婦トレーダーのあいです。私は「ルールはあるけど、感情的になってついついルールを破ってしまう!」そんな経験を何度も繰り返してきましたが、感情的なルール破りをなくす私なりのやり方を紹介します。
ルールはあるけど、守れない人
いつもはルールを守れるけど、時々守れない人
FX初級者→中級者【ステージ1の人】(私はFXステージを0~3の4段階にわけています)
FXトレードにおいてルールを守ることは必須です。100回中99回は守れても1回守れなかっただけで、資金の大半を失ってしまった……そんな話はよく聞きます。私もずっと守れていたのに半年ぶりに1度守れなかっただけでそれまでの利益を飛ばしたことがあります。悲しいことにその数年後にそれまでずっと守っていたのに1度のルール破りでまたもや大きな損失を出してしまったことがありました……
たった一度のルール破りでそれまで積み上げてきたものが台無しになります
もくじ
ルールは守れないものと認識をする
そもそもルールを守ることは難しいことなんです。「ルールを守れなかった…自分はダメな人間だ」なんて思う必要はありません。「絶対にルールを守る!」と決意をしても3日後には破ってしまう。人間はそういう生き物らしいです。それが普通なんです。まずはルールを守ることは本当に難しいことである、と認識するところから始めました。それはFXに限ったことではありません。
僕もゲームを1回だけと決めてもついつい何回もやっちゃう
お菓子は1個だけと決めても何個も食べちゃうしね
部屋を綺麗に保つと決めても1週間後には汚くなってるし
子供は褒めて育てると決めていてもついつい叱ってしまいます
いまだに普段の生活を振り返っても決めたことは守れないことだらけです 汗。決意した直後は守れるのに気づけば全然守れてない……そんな日々です。
それなのにFXのルールだけは完璧に守ろうとするのは無謀なんです。普段の生活のルールは破ってしまっても目に見えてマイナスな結果にはなりにくいですが、FXのルールは破ってしまうとお金が減って自己嫌悪に陥りますね……泣
まずはルールは守れないものである、と認識するところから始めます。
とはいえ、守れなければお金は減っていく
「そっかぁじゃあ、ルールは守れないものだから、破ってしまえ」なんてことをやっていたら、いつまで経ってもお金は増えませんね 笑。ではどうするのか、ここからがあい流です。私は以下の3点を実行しています。
- ルールを破ってしまうのはどんな時かをピックアップして対策を考える
- ルールを破っても罰則は作らない
- ルールを破ってしまった後のルールを決めておく
ひとつひとつ詳しく説明しますね。
3つの対策
①ルールを破ってしまうのはどんな時か?
私の場合、主にルールを破ってしまうのは夜のデイトレの時でした。損切りルールはある程度守れるのに何度も連続してくらった後に以下のようなルール破りが発動します。
- 決めていたところで損切りをしない
- どうしても利益が欲しくてチキン利食いをしてしまう
- 取り戻そうとロットをあげてしまう
そこで以下の【対策】をしました
- トレード間隔を開けるため、1日に何度もエントリーチャンスがくるデイトレをやめた
- 夜間は感情的になるため夜のデイトレはやめた
- 成り行きの損切り利確はルール通りにできないことが多いため、できるだけ指値トレードに変更した
どんな時にルールを破ってしまうのか、ノートに書き留めてじっくりかんがえます
ルール破りが発動してしまうトリガーを取り除く
②ルールを破っても自分を責めない
そうは言ってもルールは破られるためにあります(おいっ)。では、ルールを破った時どうしていますか?罰則をきめている人も多いのではないでしょうか。
- 3日はトレードはしない
- ロットを下げる
- でもトレードで1か月修行する
- 今度破ったらFXを引退する!(そういう人はだいたいすぐ戻ってきます 笑)
思いつくものを挙げてみましたが、私はこういったものは一切やっていません。ルールを破ってしまって、ただでさえ自己嫌悪に陥っているのにさらに追い打ちをかけることは逆効果のように思えます。ルールを破った後の罰則は、結局その罰則も守れない、もしくは罰則実行後にその反動で無茶苦茶なトレードをしてしまいがちです。
ルールを破ったことの反省はすでにしているので許してあげましょう
③ルールを破った後のルールも決めておく
「もういい!今回はルール破ってしまえ」と思っても時間が経てば冷静になれます。ジワジワと自己嫌悪が襲ってきます 笑。そのように冷静さを取り戻してきたら、またルールを守れるものです。そこでルールを破った時のルールを実行します。
- 【必ずやること】ルール破りトレードの記録:いつどこでなぜどのようにetcをトレードノートに記録します
- 【ケースバイケースで】損切りが出来なかったのなら、翌日損切りをする。
- 【ケースバイケースで】ロットをあげてしまったり、チキン利食いをしてしまった場合はそれは忘れる
- 【ケースバイケースで】トレード記録はその時のトレードではあえてすぐには書かず、もう少し日数をおいてから記録する
ルールを破った時のルールを守ることで「ルールを守れた」という体験を自分にさせてあげる
ルールを破りそうになる前に
現在はルールを破ることはありません(断言していいのかわかりませんが)。もちろん、手法ルール視点で「あれ?ここのトレードダメだったな…」というのは月に何度もあります。ここでいうルールは感情的になってしまうルールのことを指します。それでもね、感情的に「もうやだっ」となることは今でもしょっちゅうあります。しかしながらそれを行動にうつすことはありません。参考になるかわかりませんが、私のルールを守れない感情になった時の方法をいくつか紹介します。
- 鏡をみる
- 好きな音楽を聴いてから考える
- 好きな漫画を読む
おわかりでしょうか?私がやることはトレードとは関係のないことです。
鏡を見るは自分を客観的に見ることができる、と聞いたことがあるのでやっています。(←これでほとんどの場合は落ち着きます)また、音楽や漫画は時間を置くという点で効果的です。感情的になったらパソコンを閉じる、を実践されている方も多くいるようですが、私の場合はパソコンを叩きつけそうになるのでやめました。
そして、この言葉をとなえるようにしています。
「このトレードは何万回のトレードのうちの1つ。今日は何千日トレードするうちの1日。
このトレードに今日に執着するな」(私がFXをする上での最も大切にしている言葉のひとつです)
私のルール
最後に私の今のルールを紹介します。
- 違ったら切る
- トレード毎に割り切る
- 資金管理
「ルール、ルール」と偉そうに書いてきましたが、実は私のルールはこの3つです。
この3つについての詳しい思考はまたいつか記事にしたいと思います。
まとめ
- ルールはそもそも守れないものであると認識する
- ルール破りのトリガーを排除する
- ルールを破ったことで自己嫌悪に陥るのではなく、その後のルールを守ることでルールは守れるものであると自分に教えてあげる
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※個人の見解です。投資は自己判断でお願いします。
手法や投資の質問にはお答えしていません。他人様の命より大切なお金にとやかく言う力量は持ち合わせておりません。参考になりそうな所は取り入れ、違うと思う所は反面教師にし、少しでもご自身のトレードに活かしていただけると幸いです。
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現在のポジション(12/19):ドル円ロング