【2020年1月】こんにちは、あいです。前回の手法紹介から随分たってしまいましたが、手法についての記事第二弾です。今回は私が使っているテクニカルで一番重きをおいている4つの【ライン】について紹介します。
もくじ
テクニカル分析で一番外せないライン
FXトレードにテクニカルを用いている人はほとんどだと思います。その中でも一番見られているのはラインではないかな?と私は思っています。私ももれなくその中に入ります。そして、ラインといってもたくさんありますよね。私が見ているラインを重要度も入れながら紹介します。
水平ライン(節目ライン)重要度5★★★★★
1つ目はみんなが見ているラインの中でもさらによく見られていると思われるのがこのライン。よく効きます。

- 高値と高値や高値と安値や安値と安値を水平に結んで引く(※上図①)
- 多くの点が含まれると効きやすい(※上図②)
- 節目・分岐になることが多く、このラインを境にして買い目線が売り目線になったり、売り目線が買い目線になったりする(※上図③)
- (特別なテクニカルを使わなくても見た目でパッとわかるため多くの人の目につきやすい
- ぴったり引けない時も多く、線ではなくゾーンとしてとらえると良い場合も多い(※上図④)
- 確かなルールがないため、引き直しが必要なことも多々ある
みんなが見ているものは効きやすいです。
- 週足日足ベースのチャートに節目を思われる水平ラインを引く→4時間足1時間足ベースのチャートに節目と思われるラインを引く
- 毎朝、このラインを引く(引き直す)ことから私のテクニカル分析は始まります
- ライン付近に価格が到達した時にラインが機能するようならローソクパターンをみてエントリーする
フィボナッチ 重要度3★★★☆☆
2つ目はフィボナッチ。フィボナッチにはいくつか種類がありますが、私はフィボナッチ・リトレースメントを使っています。理由は一番使われていると思われるツールだからです。みんなが見てるということは効きやすいということ、という視点です。

- 引き方はトレンドの始点から終点までを結ぶ(※上図①)
- 23.6% 38.2% 50.0% 61.8%のラインがサポートラインやレジスタンスラインになりやすい。(50%はフィボナッチ数値に入りませんが、半値ということで私は注目しています)(76.4%もフィボナッチですが、私は見ていません)(※上図②)
- 週足や日足など長い時間軸のほうがフィボナッチは効きやすい
- ラインが効いていない時は引き直すこともする
- フィボナッチは週足日足だけを見ている(4時間足以下はほとんど見ません)
- トレンド転換直後の23.6%は特に注目している。トレンドが強い時はここが押し目(戻り)になりやすい
- 23.6%と38.2%の間でもみ合ってからどちらかに動き出すことが多いので、下位時間軸でタイミングをとる
- よく引き直す。フィボナッチ単体ではなく、他のラインやテクニカルと合わせて効きやすそうな位置に置く
フィボナッチはどのラインでも到達すると一旦とまってしまう、よく効くラインです
トレンドライン 重要度3★★★☆☆
(チャネルライン 重要度2★★☆☆☆)
3つ目は斜めに引くトレンドライン。
そしてそのトレンドラインに平行線を加えたチャネルライン。
しかし、私は正直、このラインは苦手です。なぜなら、トレンドラインはすぐに引き直せてしまうからです。そしてチャネルラインにおいては、ゆるやかなトレンドやレンジの場面では活躍しますが、急騰急落のいわゆるボーナスステージには使えないからです。

- トレンドラインの引き方は下降トレンドの場合は高値と高値を、上昇トレンドの場合は安値と安値を結ぶ。結んだ線はレジスタンス、サポートとなることが多い(※上図①)
- トレンドラインは後から見るとわかりやすいラインだが、渦中では判断しずらい時が多い(引き直しが頻繁にできてしまう)(※上図②)
- 順張りの場合はラインでのエントリーが難しく、遅めのエントリーになりがち
- チャネルラインの引き方はトレンドラインに平行して引く(※下図①②)

- トレンドライン単独で使うことは少なく、他のラインやテクニカルと重なった時にトレード根拠とする
- トレンドライン単独で使うことは少なく、他の時間軸の節目と重なった時にトレード根拠とする
- エントリー方向が決まっていて、早めのエントリーをする場合は、トレンドライン抜けやトレンドライン割れで使用する時も多い
- チャネルラインは利確時に使う
上記でマイナス面ばかりあげてしましましたが、扱いづらくても重要なラインではあるので常に表示はさせています
200移動平均線(SMA、EMAともに)重要度4★★★★☆
そして4つ目はラインと言っていいのかわかりませんが、私の中ではライン扱いの200移動平均線です。実はこの200移動平均線。チャート分析を始めた頃から表示を外したことがありません。それだけよく効くということですかね。

- 引き方は200MAを設定するだけ 笑
- SMA(単純移動平均線)が効く時もあれば、EMA(指数平滑移動平均線)が効く時もあるため、両方表示させている(※上図①)
- どちらかといえば、EMAが効く時の方が多い
- ローソク足が200MAより上に位置すれば上昇トレンド、ローソク足が下に位置すれば下降トレンド、と長期的なトレンドがわかる(※上図②)
- 200MAは長期トレンドの最後の砦(とりで)と捉えている
- 200MAに到達時にはまずはレジスタンス(サポート)されると考える
- 200MAを越える時は3度目、4度目トライが多く、特に3度目、4度目の時は突破された時のシナリオを必ず描いておく
以上が私が常に見ている4つのラインです。
それぞれのラインに重要度をつけていますが、最も重視しているのは、ライン同士の重複やラインと他のテクニカルの重複です。重複しているほど強いシグナルとして判断しています。
4つのラインそれぞれに詳しく判断ルールを設けています。また機会があれば記事にしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※個人の見解です。投資は自己判断でお願いします。
手法や投資の質問にはお答えしておりません。他人様の命より大切なお金にとやかく言う力量は持ち合わせておりません。このブログから参考になりそうな所は取り入れ、そうでない所は反面教師にし、少しでもご自身のトレードに活かしていただけると幸いです。
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